腰痛を予防や緩和に有効な「寝返り」を打ちやすくするストレッチ

以前の記事で、寝返りが腰痛を防いでいることを書きましたが、
実際、眠っている間のことですから、難しいですよね。

でも、その寝返りがうてなくなるような身体にしないため、
有効なストレッチもあります。

そもそも寝返りとは、「身体を回転させる全身運動」ですので、
寝返りがうちづらいのは、身体が固くなっているということです。


ですので、腰だけでなく、胸から太腿までの筋肉を
柔らかくするストレッチが有効です。

以下に、4つのストレッチを紹介しますが、
これらは、横になった(寝た)状態で行ってください。

1、腰をねじる

 仰向けの状態で、腰をねじります。
 まず、右膝を立て、左手で→右膝をつかみ、左側に倒します。
 右手は、頭上に真っ直ぐに伸ばします。
 痛みをこらえてまで無理する必要はありません。できる範囲で。
 左右を入れ替えて、もう片側も行います。

2、肘立て+膝曲げ

 うつ伏せになった状態から肘を立てます。
 その状態から、膝を曲げます。(足の裏が上を向く状態)
 膝を曲げるのも無理のない範囲で。

3、膝抱え

 仰向けで、背中を床につけます。
 両手で片膝ずつ順番に胸の前で抱えます。
 その後、両膝を抱えます。

4、タオルで脚上げ

 仰向けの体勢で、膝を曲げ、タオルを足の裏の爪先にかけます。
 左右の手でタオルの両端をつかみます。
 タオルを軽く引きながら脚を上げていきます。
 次に脚(膝)を真っ直ぐに伸ばします。
 これを左右の脚を交互に。

これらを息を吐きながら行います。
寝る前に行なうのが効果的です。

理想は、1~4を順番に、3セットですが、
無理をする必要はありません。

ぜひ試してみてください。


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